株式会社駒館石商の文字彫り
文字彫りは、墓誌に納骨される方の戒名と死亡年月日、続柄を刻む仕事です。
最近ではコストを抑えるために、中国の業者さんに文字彫りを外注している業者さんも多いのですが、株式会社駒館石商では社内の文字彫り職人と工場で対応しています。社内に熟練した文字彫り専門の職人がおり、また自社工場には彫刻に必要な機材を取り揃えています。
墓石の名前彫り
墓石の名前彫りは、墓石に亡くなった方の名前やメッセージを刻む仕事です。彫刻師は専用の彫刻ツールを使用して、墓石の表面に文字やデザインを彫り込みます。
彫り込まれる名前やメッセージは、亡くなった方の遺族や依頼主から指示されます。彫刻師は、美しい字体やデザインになるよう注意深く作業を行い、文字の深さや間隔、バランスを調整します。
美しい仕上がりを追求
墓石の名前彫りは、遺族や訪問者にとって亡くなった方を永遠に偲ぶ手段です。感謝や敬意を表現し、心の支えとなる存在を提供できます。彫刻師として、専用の彫刻ツールを使い、精密な技術と創造性を発揮しながら美しい仕上がりを追求します。
墓石の名前彫りの仕事は、亡くなった方への敬意と感謝を伝える重要な役割を果たし、美しい記念を提供することができます。需要が長く続くこの仕事は、技術の向上と個々の要望に応える喜びを感じることができ、やりがいのある職業です。
戒名彫り 作業の流れ
墓石に名前を彫る・好きな言葉・座右の銘を刻む・墓誌に名前を彫るということは故人が生きた証や思いを残すことになります。
生前墓を建て本人の希望により好きな言葉・座右の銘が彫られ残された家族や親族などに自分の思いを伝える場合もあります。
作成作業
スタッフが現地に向かい、レイアウト・書体を参考にする拓本をとります。
レイアウト調整作業
文字原稿担当者が、今彫ってある文字と違和感がない様、文字の配置や大きさを細かく調整します。
文字原稿作成作業
最新のカッティングプロッタで、実寸大の文字原稿を作成します。その後、彫刻面に貼り付けるゴム原版を作成します。
現場彫刻
作成した彫り入れる文字の下地となるゴム板を、墓石または霊標(法名碑)の彫り入れ箇所に貼り付けます。彫り入れ準備が整ったら、周りにサンドブラストが飛び散らないように、しっかり養生をして文字彫り作業に取り掛かります。
仕上げ作業
ゴム板を貼り付けた箇所に、細かい鉄の砂を吹きかけて石を削っていきます。その際、砂を吹き付ける圧と、彫り入れる文字の深さを調整しながら慎重に作業をします。掘り終えた後、墓石の清掃と周りの片付けを行い、戒名彫刻作業の完了です。